殿様の温泉郷
赤倉温泉の歴史は江戸時代からになります。当時、我国唯一の藩営温泉になり、日本初の「温泉奉行」が生まれ、「殿様が造った温泉郷」とも呼ばれています。180年以上の歴史ある天然温泉に浸かり、壮大なロマンを感じてください。
霊山より湧き出る“霊泉”
はるか太古より霊山妙高山から自噴する温泉は、“霊泉”として崇められておりました。赤倉の温泉は、その成分上の効能が高いことで知られておりますが、リラックス効果が高い、疲労の回復が早いなどと言われることなどは、効能成分だけでは説明でなきい“霊泉”の影響によるものかもしれません。
泉質
カルシウム・ナトリウム・マグネシウムー硫酸塩・炭酸水素塩温泉
一般適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
泉質適応症:動脈硬化症、慢性皮膚病、切り傷、やけど
湯の華について
赤倉温泉の湯には、「湯の華(湯の花)」と呼ばれる白や黒の物質が混ざっていることがあります。これは、効能成分を多く含んだ温泉に見られる特有の現象です。温泉に溶解している効能成分が、温度変化により(適温に下がる過程で)、固形化するもので、“効能の素”であり、“本物の温泉の証”といえます。